任意整理で効果のある借金、効果の小さい借金

債務整理にもさまざまな方法がありますが、最も手っ取り早くできる債務整理が「任意整理」です。裁判所を通した手続きが一切必要なく、債務者と債権者の当事者同士で交渉ができます。

 

しかし、手っ取り早いだけにその借金減額効果は、自己破産や個人再生と比べると大きくはありません。

 

とはいえ、使いようによっては任意整理でもかなりの借金減額効果が期待できることが多いのです。

 

 

高金利で少額の借金が効果的

債務整理に様々な方法があるように、借金にもさまざまな種類があります。住宅ローン、教育ローン、銀行のカードローン、クレジットカードのキャッシング、消費者金融のキャッシングなどです。

 

これらの借金の中で、任意整理による借金減額効果が大きいのは、消費者金融のキャッシングとクレジットカードのキャッシング。この2つの借金に共通するのは、金利が高いということ。

 

住宅ローンや教育ローンの金利は年5パーセント以下が通常で、銀行のカードローンは年5~15%といったところが相場です。これに対して、クレジットカードのキャッシングや消費者金融のキャッシングを利用すると、通常では年18%近い金利が発生します。

 

任意整理で交渉する内容も、それこそ債務者と債権者の自由です。将来の利息をカットしてもらったり、遅延損害金を免除してもらったり、返済計画の見直しをしてもらったり、あるいは金利の見直しをしてもらえるかもしれません。

 

現実的な債権者の対応としては、将来の利息カットと遅延損害金の免除ですが、この両方とも実際に支払う金額が大きくなります。

 

金利が高い借金は限度額が少ない傾向がありますので、任意整理をするならばこれらの借金を狙い撃ちするのがいいでしょう。

 

低金利で多額の借金は効果が限定的、もしくは逆効果

逆に、低金利で多額の借金を任意整理しようとしても借金減額効果は限定的で、場合によってはかえって逆効果になることもあります。

 

住宅ローンやマイカーローンを任意整理してもらおうとしても、消費者金融とは異なりローンを提供している会社はなかなか首を縦に振りません。良くて返済計画の見直しといったところでしょう。しかも、任意整理ができたとしてもそれは「借金の整理」という扱いになります。

 

住宅ローンやマイカーローンなどは、住宅や車を担保にお金を借りており、抵当権を設定されているケースがほとんどです。

 

借金の整理を行なうと、抵当権を行使される恐れがあり、家や車を差し押さえられる可能性もあります。

 

だからと言ってローンが返せないような状況であるにも関わらず、闇金融でお金を借りてその場しのぎをするなどといった行動はやめてください。闇金融で借りてしまうと問題がさらに大きくなるので、余計な借り入れをするぐらいなら任意整理をすべきなのです。

 

闇金融は悪であると考える

闇金について一般の人はどんなイメージを持っているのでしょうか。漫画のように厳しいけど、実はいい人、なんてイメージを持っていると大変な目に遭うかもしれません。実際の闇金に勤めている人は、なにも組関係者だけではありません。ですが組関係者と友人関係や先輩後輩関係にあるものが多いようです。

 

つまり、ほとんど組関係者と言えるようなポジションで仕事をしています。なので鬼のような取り立てをすることもできるし、貸すときは仏様のように振る舞うことができます。組関係者は、こういった闇金をシノギとしてやっているので、死んでも儲かるようにしなければいけません。ここで使われる従業員の給料は、労働時間と内容に見合わない安いものが多いようです。

 

なので、下っ端の社員やバイトも恐らくストレスが貯まるはずです。それをお客が返済を延滞しているときに全力でぶつけることで発散をしている、そんな悪循環があるようですね。ここまで行くと、バイトで働かせれられている、従業員も被害者かもしれないという話です。

 

彼らは間違いなく悪人ですが、さらなる悪人に食い物にされている部分があるということです。身内すら気にせず利益をあげるためならなんでもする、これが闇金ですので、絶対に利用をしないようにしてください。

 

どうしてもお金に困ってしまったときに闇金から借りてしまっていたら、問題が大きくなる前に家族にばれない闇金対策を早めに進めるようにしましょう。